【60代未経験】介護職って覚えられない?その不安を“ちょうどいい”働き方で乗り越える方法

60代介護職未経験

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60代から介護の仕事を始めようと思っても、
「未経験だし、仕事を覚えられる自信がない…」
そんな不安で一歩を踏み出せない方は少なくありません。

特に訪問介護や施設介護では、利用者ごとにやることや注意点が違い、
「全部覚えなきゃ!」と思うほど、気持ちが重くなってしまいます。

でも実は、介護の現場では“完璧に覚える”必要はありません
外せないポイントさえ押さえれば、70点の出来で十分。
繰り返しの中で自然に慣れていける方法があります。

この記事では、60代未経験の方が介護の仕事を覚えやすくするコツや、
訪問介護ならではの働きやすさ、そして安心して始められる準備方法を具体的に解説します。

「覚えられないかも…」から「これならできそう!」に変わるヒントを、ぜひ最後まで読んでみてください。

覚えられないのはあなただけじゃない ― その原因と背景

介護職60代未経験仕事が覚えられない

介護の仕事に就いてみて、「覚えることが多すぎて頭が追いつかない…」と感じる方は少なくありません。特に60代から未経験でスタートする場合、この悩みは自然なことです。ここでは、なぜそう感じるのか、その理由を整理してみます。

1. 覚える情報の種類が幅広い

介護の現場では、利用者ごとにケアの内容や注意点が異なります

  • 服薬や食事の好み
  • 身体機能や持病に応じた介助方法
  • 家の中の物の位置や使い方

これらすべてを一度に覚えようとすると、誰でも混乱してしまいます。

2. 状況判断や臨機応変さが必要

介護はマニュアル通りにいかない場面が多く、その都度判断が求められます。未経験の方にとっては、この“応用力”が最初の壁になりやすいのです。

3. 年齢による記憶のスピード変化

60代になると、若いころに比べて新しい情報の定着に時間がかかることがあります。これは自然な変化であり、能力が落ちたわけではなく覚え方の工夫が必要になるだけです。

4. 環境や手順の変化に慣れる負担

訪問介護や施設介護では、訪問先や利用者が変われば作業環境も変わります。この「慣れる時間」が毎回必要なため、覚える負担が増して感じられます。

5. 心理的プレッシャー

「失敗してはいけない」という責任感や、「覚えが悪いと思われたら…」という不安が、かえって記憶の妨げになることもあります。

すべて完璧に覚えなくていい ― 60代未経験が続けられる覚え方

60代介護職未経験でも工夫すれば仕事を覚えられる

「仕事を覚えられない」と感じるのは自然なことです。でも、介護の現場で求められているのは“100点満点”の新人ではありません。まずは外せないポイントを押さえ、少しずつ慣れていくことが大切です。

1. 70点を目指せば十分

最初から完璧を目指すと、覚える負担が一気に増え、心が折れやすくなります。
経験上、7割くらいできれば現場は回ります。残りの3割は、働きながら少しずつ身についていくものです。

2. 外せないポイントは事業所にある

訪問介護の事業所には、利用者さんごとの注意点や、過去に起きたトラブル事例などのノウハウがすでに蓄積されています
危険なポイントや利用者さんのこだわりなど、特に重要な部分は必ず共有してもらえるので、そこだけは優先的に覚えましょう。

山のごとし
山のごとし

経験値が増えていくと、どこで問題が起こりそうか、なんとなくわかってきます。
そういう部分は事前に必ずお伝えするようにしています。

3. 手順書とメモを味方にする

多くの事業所では手順書が用意されています。さらに、自分なりに短くまとめたメモを作れば、記憶の定着が早くなります。同行中や直後に思い出しながら書くと効果的です。

山のごとし
山のごとし

やっていく中で、自分なりに「何を」メモしておいた方が良いかがわかってきます。

私も、後で困らないようにメモはしておくようにしています。

4. 同行は“自分が一人でやる”つもりで見る

同行研修では、何を「見学」するかがポイントです。
「次は自分がこのケアを一人で行う」と思って観察すると、何を見ておかなければいけないか、だんだんわかってきます。

例えば、おむつ交換の現場に同行するとき、気を利かせて介助を手伝ってくださる方がいます。
もちろん助かるのですが、一番大事なことは「自分が一人でできるか」なので、見ることに徹した方が良いときもあります。

また、不安が残るようであれば同行を多めにしてもらえないか事業所に相談しましょう。

山のごとし
山のごとし

同行の目的は「仕事の引き継ぎ」なので、そこを「見て」おきましょう。

5. うまくいかないときは交代もできる

いろいろ工夫をしてみても、「どうしても上手くいかない…」というときはあります。
相性の問題で、他のスタッフに代わることで案外うまくいくこともあるので、無理せず相談しましょう。

山のごとし
山のごとし

現場が一つだけではないのが、訪問介護の強みです。

気持ちを切り替えて、次行ってみましょう!

6. 訪問介護は“慣れ”が早い

訪問介護は、基本的に同じ曜日・同じ時間に同じ利用者さんを訪問します。そのため、何度も繰り返すうちに自然と流れが身についてきます。現場が変わることもありますが、それも新しい刺激としてプラスに働く場合があります。

山のごとし
山のごとし

慣れるまでは緊張もしますが、基本的に繰り返しなので数回行けば慣れてしまいますよ!

7. 人手不足はあなたの追い風

介護業界は慢性的な人手不足です。これは「即戦力じゃないとダメ」という意味ではなく、やる気のある人を歓迎する土壌があるということ。60代未経験でも、現場はあなたを必要としています。

山のごとし
山のごとし

そもそも「仕事覚え」は重要なポイントではありません。

「誰かの役に立てれば…」というあなたの気持ちの方が、よほど大事です。


訪問介護のメリットについてはこちらもご覧ください

👉実はアリ!?訪問介護パート7つのメリット

訪問介護と施設介護 ― 覚える量と慣れやすさの違い

訪問介護と施設介護には働き方でいろいろな違いがある

介護の仕事には、大きく分けて「施設介護」と「訪問介護」があります。どちらもやりがいがありますが、覚える量や慣れやすさには違いがあります。未経験から始める場合、その差を知っておくことは大きな安心材料になります。

1. 覚える範囲の広さ✍️

  • 施設介護
    利用者が複数人いるため、生活リズムや介助内容、注意点が人によって異なります。また、施設全体のルールや行事予定、設備の使い方なども覚える必要があります。
  • 訪問介護
    基本的に1回の訪問で対応するのは1人の利用者です。その方の生活習慣や好みに慣れてしまえば、覚えることは絞られます。

2. 業務のパターン化📅

  • 施設介護
    日によってシフトや担当が変わり、業務の流れが変化することがあります。
  • 訪問介護
    毎週同じ曜日・同じ時間に同じ利用者を訪問することが多く、一度覚えた流れがそのまま使えるのが大きなメリットです。

3. 現場の環境🏠

  • 施設介護
    大勢のスタッフ・利用者と関わるため、チームプレーが重要です。慣れるまで人間関係や指示系統に戸惑うこともあります。
  • 訪問介護
    基本的に一人で対応するため、人間関係のストレスは比較的少なめ。その分、自分のペースで落ち着いて覚えられます。

4. フォロー体制👫

  • 施設介護
    困ったときは近くに同僚がいるので、その場で助けてもらえる安心感があります。
  • 訪問介護
    基本は一人ですが、困ったときは事業所に電話で相談できます。さらに、最初のうちは同行訪問があるので、その期間にしっかり覚えれば不安は軽くなります。

5. 覚えやすさの印象💡

  • 施設は「同時にたくさんのことを覚える必要がある」ため、未経験者にとっては少しハードルが高め。
  • 訪問介護は「1人の方に集中できる」ため、落ち着いて覚えやすい環境といえます。

まとめ

どちらが良い悪いではなく、覚えやすさ・慣れやすさを重視するなら訪問介護が向いていることが多いです。特に60代未経験の方にとっては、「少しずつ覚えられる訪問介護」という選択肢は大きな安心につながります。

山のごとし
山のごとし

訪問介護は1対1のケアなので、比較的ゆとりを持ってご利用者さんに対応できるのもポイントです!

よくある質問(FAQ)

質問と答え

Q1: 60代未経験でも本当に介護の仕事は覚えられますか?

A: はい、覚えられます。最初は不安でも、訪問介護なら一人の利用者に集中でき、繰り返し訪問することで徐々に慣れていけます。手順書や同行訪問、メモを活用して無理なく覚えましょう。

山のごとし
山のごとし

私の事業所では70代のヘルパーさんが数名いらっしゃいます。
みなさん元気に活躍されていますし、事業所の方でも配慮はしますので問題なく働けますよ!

Q2: 施設介護と比べて訪問介護は覚えやすいですか?

A: はい、訪問介護の方が覚えやすいと感じる方は多いです。訪問介護は担当利用者が少なく、同じ曜日・時間に訪問を繰り返せるので、慣れるスピードが早いのが特徴です。

Q3: 記憶力に自信がなくても大丈夫ですか?

A: 大丈夫です。すべてを完璧に覚える必要はありません。70点くらいできれば十分で、重要なポイントだけ押さえていく形でOK。メモや手順書を活用し、分からないことはすぐに質問しましょう。

Q4: 60代でも体力的に続けられますか?

A: 訪問介護は施設介護に比べて身体への負担が少ない場合もあります。また、無理のない働き方を選べるので、体調に合わせてペースを調整可能です。体力面は現場のサポートも受けられます。

山のごとし
山のごとし

訪問介護は夜勤はありませんし、連続して身体介護を行うということもありません。
自転車移動の場合は、電動付きにするなどで負担軽減も可能です。

Q5: 最初は同行訪問が必須ですか?

A: ほとんどの事業所では同行訪問を設けています。先輩スタッフと一緒に訪問し、業務の流れや注意点を学べるため、未経験でも安心してスタートできます。



訪問介護のよくある疑問についてはこちら

👉訪問介護の不安を乗り越えるには?よくある疑問に現役ヘルパーが答えます

まとめ:60代からでも“ちょうどいい”介護の働き方は見つかる

60代未経験でも訪問介護パートはできます

「覚えられないかも…」という不安は、60代未経験の方なら誰でも感じるものです。
でも、すべてを完璧に覚える必要はありません。
大切なのは、外せないポイントを押さえて、70点を積み重ねること

訪問介護なら、担当する利用者が限られている分、繰り返しの中で自然と慣れていけます。
手順書やメモを活用し、分からないことは周囲に頼りながら、一歩ずつ進めば大丈夫です。

60代から介護の世界に入って活躍している方は、たくさんいます。
あなたの生活スタイルや体力に合わせた“ちょうどいい”働き方を選べば、長く続けられる仕事になります。

次の一歩はとてもシンプルです。

⚫︎すでに資格をお持ちの方
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